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後悔しない家づくりの心得

免震と制震と耐震の違いとは?詳しく解説します! 22年01月24日

日本に住んでいると、この先地震は必ずやってきます。
そんな地震に備えて、安心して住める家にしたいですよね。
住宅の構造にできる地震対策には何があるでしょうか。
この記事では、耐震免震、制震の違いや地震対策のコストについて紹介します。

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□地震対策の住宅の構造には何がある?

それぞれ解説していきます。

はじめに、「耐震」とは文字通り地震に耐えるようにすることです。
建物の壁に筋交いや構造用合板を入れるなどして、耐震工法を施します。
筋交いには、たすき掛けや片方組みなど種類があり、種類ごとに強度も違います。
耐震には、建物の屋根、壁、床、柱、梁をしっかりと強く作ることが重要です。

日本では今までの地震を経験して、ほとんどの建物がこの耐震構造になっています。

次に、「免震」とは地震によって建物が倒壊したり、家具や家電が壊れたりするのを防ぐための工法です。
建物自体を補強するのではなく、免震装置を地盤と建物の土台の間に設置して、建物に揺れが伝わりにくくします。
建物や地盤に合わせて適切に組み合わせることでより高い効果を発揮します。
建物の倒壊だけでなく、内部のダメージも防ぎます。

最後に、「制震」とは地震の揺れを抑えるようにする工法です。
免震とは異なり、地盤と建物の土台部分がくっついており直接建物に揺れが伝わりますが、内部に制震材を組み込むことでエネルギーを吸収します。
ダンパーという制震装置は、特殊高滅衰ゴムが使われており、地震の揺れを熱エネルギーに変換します。
ご自身の家や周りの環境にあった構造を選んでください。

□工法によってコストが違います!

3つの工法はそれぞれ違った方法で地震から家を守りますが、工法が違えばコストにも違いがあります。
上記で紹介した3つの中でも、免震構造は揺れを軽減したり、二次災害を防いだりできるため、コストが大きく制震構造の4〜5倍の費用がかかります。
また、定期的にメンテナンスを行う必要があるため、維持費用もかかることを考えておかなければいけません。
一般的な耐震構造であれば特別大きいコストはかかりませんが、性能に不安があるという方は制震構造を検討してみると良いでしょう。

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□まとめ

今回は、耐震、免震、制震の違いや地震対策のコストについて紹介しました。
いつ起こるか分からない地震に備えて、適切な地震対策の知識を頭に入れておきましょう。
そして、大切な家族が安心して住める家づくりを目指しましょう。
住宅に関して何か分からないことや悩みがあれば、ぜひ当社にご相談ください。

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