矢野の家づくり日記
自然素材100%の「糊」で、強さは白ボンドの7倍!
今まで、表面の仕上げ材等に関しては、自然素材のものなど色々ありますが、見えないところに使用する接着剤類などは、強さまで考えたときには実用化できるものはなかったように思われます。
よくテレビで宣伝していますクロス用の糊などは、4星(フォースター)でホルムアルデヒドがでないと言うだけで、自然素材ではありませんから、他の化学物質が放出されてる可能性はないとはいえないでしょう。
私達工務店も、接着力が強くないと意味がないものですから、あきらめていたところもありました。やはり住宅を造る上で、接着剤は補助的にでも使った方が長持ちしますし仕上がりも綺麗です。
しかし、自然素材100パーセントで出来ていて、なおかつ接着力は従来の木工用ボンドの7倍という「糊」が出来たらしいのです。
2006年10月20日
凄い!!自立循環型住宅の講習会に行ってきました!
今まで、太陽熱だとか外断熱だとか色々言われてきておりますが、住宅のエネルギー消費量は暖冷房と換気で約25%、給湯と調理で約33%、残りの約42%は照明や家電品らしいのです。
そこで、エネルギーの消費量を減らすには全体を考え、そこそこの部分の削減方を研究し何パーセントの削減かを明確化していかなければなりません。そういっても一般の人には分かりませんよね。そこで、分かりやすく計算までできるように、統計づけてまとめられるようなしたのが、自立循環型住宅開発プロジェクトなのです。
2006年10月14日
<カレーとパスタが自慢のお店です> カフェ クミン様(宮崎市)
カフェというよりは、カフェレスストランでしょうか。それぐらい、料理にはこだわりを持っておられるようです。いまのところ、メニューは少ないのですが、少しづつ増やしていくということですので、近くを通られることがありましたら、是非一度お立ち寄り下さい。
小さなお店を、いかに大きく見せて、通りから目立たせるかが、一番考えたところでした。出窓の高さは、イスに座ったときのお客様の目線に合わせ、逆に外からは中が見えにくいように、低めにセッテングいたしました。
2006年10月7日
大規模施設向き地熱利用が、実用化目前!
宮崎日日新聞に先月載っていましたが、畜舎や体育館など大規模施設向きに地熱を利用した空調システムが開発され、実用化に向けシステムを試験施工中らしいです。
これは、地中に大きな配管を埋設しそこに空気を送り込み、一年を通して安定した地中の温度で、夏場は外気温度より冷やし、冬は温めて室内に送ることにより、冷暖房費のコスト削減が実現できるらしいです。今年5月、東京であった「2006環境展」にも出展したとのことでした。
天候に左右されない地熱の利用が広まってきているのをつくづく感じています。地熱活用住宅では、床下からの地熱を逃がさないように外断熱・高気密にいたしますので、さらに快適な居住空間が確保できるわけです。各方面で、地熱利用を活用する技術が高まり、皆様の関心を高める結果になれば嬉しいのですが。
2006年10月3日
「七輪」って、珪藻土で出来てるの知ってました?
今月初め、仕事で名古屋に行く機会がありました。行く飛行機(ANA)の中で、普段は仕事の電話がかからない時間帯なので、本を持ち込んで読書の時間としているのですが、今回は「翼の王国」が目にとまり何気なしにみておりましたら、面白い記事を見つけましたのでご紹介したいと思います。
「七輪」を知らない世代の方もいらっしゃるかもしれませんが、私の小さいときは貧しかったせいもあり、七輪に練炭や豆タンを入れ魚を焼いたり暖をとったりしていた記憶があります。(懐かしいです)
ここ数年、備長炭に人気がでてきた関係で、七輪もリバイバルしているということです。
珪藻土の塗り壁は、最近ブームになっていましたので、珪藻土という言葉は聞かれたことはあると思います。
七輪が珪藻土で出来ているのは、塗り壁のメーカーさんなどから聞いてしっていましたが、それ以上の知識は殆どありませんでした。有名な産地は能登半島の珠洲市あたりで、地中には珪藻土が無尽蔵にあるそうで、これを切り出して昔から作られてきたのが、「能登の切り出し七輪」というらしいです。
2006年9月29日