後悔しない家づくりの心得
床の穴の謎??
初めて完成見学会にいらっしゃる方や、体感モデルハウスにご来場くださるお客様に聞かれる事があります。
↑この穴を埋めているこの部分は何ですか???
無垢材の床をまじまじと見る機会はそうないと思いますのでぜひここでご紹介したいと思います(*^-^*)
まずはこの穴の部分を説明するために、木本来の仕組みについて触れながらご説明いたします♪
この部分は「木の節」という部分にあたります。
木は、枝を切ったり、自然と折れたり、そして腐ったりと・・・繰り返しながら、長い年数をかけて成長していきます。
長い年月をかけて枝だった部分が年輪に取り込まれ、幹の一部となって育っていくのです。
こうやって幹の年輪に取り込まれた「枝であった部分」が「木の節」と言われる部分になるのです(/・ω・)✨
2025年9月13日
▶【I様邸の上棟式を行いました!】実家近くで安心した子育てを叶える温もりある優しい木の住まい
宮崎市希望ヶ丘にて、先月より工事を進めておりましたI様邸の上棟式を8月30日の良き日に執り行いました。
I様邸は、ご家族5人で暮らす、敷地面積約62坪、延床面積約37坪の二階建てとなっており、省エネ性能は宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」以上の超高性能住宅仕様です。
こだわりの自然素材のみを使用しておりますので、心にも身体にも優しく、これから歳を重ねてゆくご両親も快適に過ごしていただけ、そして健康になれる住まいとなっております♪
2025年9月6日
調湿されるとなぜ快適と感じるのか?
生活する上で、冬には室内の乾燥が気になり、梅雨になるとジメジメとした湿気で不快な気分になったりと、不快な経験をされた方は必ずいらっしゃる事かと思います。
そもそも加湿や除湿による湿度の違いで快適さや不快さの感じ方が変わるのは一体なぜなんだろうという、まずはその『なぜ不快に感じるのか?』という『湿度』の仕組みについてお話したいと思います。
湿度とは、空気中の水分の割合の事を指します。
同じ温度の環境にいたとしても、湿度が高い所は『暑く』(暖かく)感じ、湿度が低い所は『寒く』(涼しく)感じます。
同じ温度なのに湿度によって温度の感じ方が変化するというのはとても不思議ですよねぇ(/・ω・)/✨
そして湿度を適切な状態に調節する事を『調湿』と言います。
調湿する方法としては、除湿器や加湿器によって人工的に湿度を調整する方法と、建築材料などの特性をうまく活用するという自然に調節する方法の2つがあります。
2025年8月30日
それぞれの特徴を持った無垢材
皆さんは「無垢材」という言葉をご存じでしょうか?
無垢材とは、1本の原木から切り出し乾燥させた自然そのままの木材のことを言い、種類は大きく分けて「針葉樹」と「広葉樹」があります。
針葉樹は柔らかさや肌触りのよさを持つという点、そして広葉樹は密度が高いためキズが付きにくいという点が大きな特徴です。
スギ
古くから日本の建物に使用され、日本人になじみの深いスギ。和風のイメージが強くありますが、洋風の家にもよく似合います。
針葉樹であり、日本でも最も多く植林されている樹種となります。ちなみに杉は日本にしか生育していない植物で「隠された宝」という意味の学名がつけられているのですよ(*^-^*)
スギ(丸太)の生産量日本一の宮崎県の人にとっては馴染みも深い木かもしれませんね♪
国内生産がされているため、無垢材の中では比較的コスト面でも魅力ある材料です。
ヒノキ
スギと並び、古くから日本で親しまれているヒノキは、日本を代表する高級木材でもあります。
ヒノキ風呂として知られるように、浴槽に用いることができるほど水に強く腐りにくいのが大きな特徴で、特有の香りも好まれ親しまれています。
無垢材の中では比較的反りや変形が少なく強度が強いため、家を支える柱として使われることも多い有名な材料のひとつです。
ナラ(オーク)
ホワイトオークやレッドオークなどさまざまな種類があり、木目が美しく丈夫で、とても人気の高い無垢材です。木質が硬くキズがつきにくいため主に床材に用いられ、小さなお子様やペットのいるご家庭にも適しています。
さらにオークには、虫が嫌がる「タンニン」という成分が多く含まれ、天然の防虫効果が期待できます。
2025年8月23日