後悔しない家づくりの心得
冬本番前に見直したい「窓と断熱」の話
ー暖かい家は“窓”からつくられる ―

冷たい空気が一気に流れ込む季節になりました。
暖房を入れても、なかなか部屋が暖まらない…そんな経験はありませんか?
その原因の多くは、“窓”と“断熱性能”にあります。

実は、家の中の熱が一番逃げているのは壁でも天井でもなく「窓」なんです。
窓の性能をしっかり高めるだけで、暖房の効きがよくなり、家全体の快適さが驚くほど変わります。光熱費にも差が出る重要なポイントです。
◆ 冬の寒さは“窓から”やってくる

冬は外気温と室内温度の差が大きくなり、窓からの熱損失が最も顕著になる季節です。
いくら暖房をつけても、性能の低い窓では外へ熱が逃げ、冷気が入り込みます。これでは光熱費ばかりかさみ、部屋の中もムラのある暖かさになってしまいます。

だからこそ、今のタイミングで「窓の断熱性能」をしっかりと見直すことが、冬を快適に過ごすための第一歩なのです。
2025年11月29日
知ってる?断熱用語集♪
近年、カーボンニュートラルに関する話題場TV等でも取り上げられる事が多く、2050年までには温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするという国際公約を宣言したころで起因する動きになっていくでしょう。
この流れにより、住宅の断熱性も多く変化しており、快適な住宅へ求められてくるものはますます大きくなっています。

そこでこれから家づくりを勉強する皆さんと一緒に「断熱用語」をおさらいしていきましょう(/・ω・)/✨

断熱等級
「住宅の品質確保の保進等に関する法律」に規定された省エネに関する国が定める基準。2022年に等級5~7が新設されました。
2025年11月22日
100年もつ家づくりとは
家を建てる時、皆さんはどれくらい持てば良いと思われますか?
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100年ももたなくていいと思われるかもしれませんが。。。
選ぶ木材や梁の大きさによって、完成時から大きな違いが生まれてくるのです。今回はそんなお話をしたいと思います。
完成した時が一番強い収集材
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最近の家は集成材が約80%、国内産が約20%と言われています。
集成材は家が完成した日が1番強度があると言われており、その後だんだん弱くなっていき、約35年で退化していきます。
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国産材は木を切ってからも呼吸をしていますので、家の完成日が1番弱いですが、その後だんだん強くなっていきます。
木の太さによって寿命は違いますが、国産材を使用して建てた住宅であれば100年以上は保つことができると言われているのです(/・ω・)/✨
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2025年11月15日
無垢材と合板の違いを分かりやすく解説
皆さんは「無垢材」と「合板」という言葉を聞いた事がありますか?
何となく種類の違いという認識がありますが詳しくはわからないとお客様からもよく言われます。しかし私たち専門の人間から見ると見た目は似ていても中身は大きく違います。
今回はこの「無垢材」と「合板」の特徴や違いをわかりやすく解説してみたいと思います。

無垢材とは?
無垢材は、丸太から切り出した“そのままの木”を使った材料です。
自然そのものの風合いがあり、調湿作用によって室内の湿度を快適に保ってくれるのが大きな魅力。時間が経つと色合いや質感が変わり、経年変化を楽しめるのもポイントです。
ただし、自然素材ゆえに湿度や温度の影響を受けやすく、反りや割れが起きることもあります。施工やメンテナンスに注意が必要です。

2025年10月18日
秋の湿気と木の家の快適さ
秋は朝晩の寒暖差や雨で湿気が気になる季節です。

ですが自然素材の家は湿度を調整してくれるため、カラッと快適に過ごせます。今回は木の家が持つ調湿作用についてご紹介します。
秋梅雨より降水量が多い

雨が続く季節といえば梅雨のイメージが強いものの、実は秋も雨が多い時季なのです。
猛暑の夏が過ぎ、気温も徐々に下がると同時に、台風をはじめ、雨が降る日が多くなります。その気温や日照時間は、梅雨の時期ともよく似ており、降水量を比較すると梅雨時よりも雨が多いほどなんですね。
2025年10月11日