矢野の家づくり日記
断熱性や気密性の大切さ『外張り断熱』
当社の作るお家は、熊本や東北の大地震のような災害時でも、大事な家族の生命を守れるよう耐震等級3以上の「長期優良認定住宅」となっております。
省エネ性能は外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」同等の超高性能住宅です。
現在現場では大工さんが断熱材を貼る作業をしております。
私どもでは高性能の断熱材ボードを使用しております。
当社は外張り断熱工法を採用しております。断熱材を使う際の工法の名称で【外張り断熱工法】の他にも【充填断熱工法】というものがあります。
外張り断熱工法は住宅の柱や梁などの外側から全体を丸ごと覆って建物にベールを纏わせるような工法のこと言います。柱や梁などの外側にある為、すっぽりと切れ目なく纏われるので安定した高い断熱性や気密性などが実現出来き、外壁の壁全体で断熱効果を高めます。
外張り断熱の良さ
外張り断熱工法の良さは何と言っても隙間が少ないことです。
外側から断熱材ボードを貼り、断熱テープで止めていくので隙間が出来にくく、気密性が高い建物が出来上がります。
一般的な住宅では冬場に自宅に帰宅した際、室内は寒い状態になっている事も多いと聞きます。暖房器具やエアコンにスイッチを入れても、温まるまでなかなか時間が掛かります。しかし、気密性が高い空間では、部屋が暖かくなるスピードがとても速く、各段に違うのです。
これは夏場の暑い日も同様で、暑い部屋がエアコンによって涼しくなるスピードが速く、その冷気を逃しません。これによって、冷暖房の効果が上がる為、光熱費などの費用を抑え、節電やエコにも繋がりますし24時間快適な状態を保つことが出来ます。
2022年12月9日
▶【新築完成内覧会】無事終了いたしました!宮崎市 平屋風2階建て
『新しい命と健康で穏やかに暮らせる家』
12月3日(土)・4日(日)の2日間、宮崎市希望ヶ丘にてY様邸の【新築完成内覧会】を開催させていただきました。
開催をご快諾頂きました施主様、ご来場頂きました皆様、関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。
最低気温が1桁台の寒い日もありましたが、数日前より起動させた「蓄熱暖房機」のおかげでポカポカと家全体が暖かく、皆様上着を脱いでご見学されておられました。
お客様より頂いた、たくさんの嬉しいご感想やご質問を幾つかご紹介したいと思います。
- 『玄関に入ると木の香りに癒された』
- 『自然なお陽様のような暖かさで乾燥もしてなくて過ごしやすい』
- 『間取りもデザインも理想的で、このまま住みたい』
- 『背面の収納や動線上にあるパントリーはとても参考になった』
- 『こんな天井が高く陽当たりの良いリビングで過ごせたら、リラックスして疲れも忘れられそう』
- 『無垢材のお手入れは大変かと思ったけど、逆に手がかからないんですね』
- 『音響熟成木材の「うづくりの床」は暖かく、冬でも足の裏がとても気持ち良かった』
などなど
お客様からのご質問を一つピックアップしてご紹介したします♪
Q、無垢材のお手入れはどの様にすればよいのでしょうか?
A、基本的には掃除機をかけるだけで大丈夫ですが週に1度程度は水を多めに含んだ雑巾やモップで床を水拭きをしていただけるとさらにツヤのある床に仕上がってくるのでお勧めしております。
無垢材は、木材の持つ油性成分(アロマ)や人の持つ油分などにより、永く日々の生活を積み重ねていくことで、人工的な加工ではできないツヤが出てきます。過度なワックスやコーティングをせず無垢材が経年変化していく様子も楽しんで頂きたいと思います。
2022年12月7日
▶【上棟式を行いました!】Y様邸の「三世代の想いをカタチ」にした木と塗り壁の高気密・高断熱の家
先月より、宮崎市大字本郷で工事を進めておりましたY様邸の上棟式を11月19日の大安吉日に執り行いました。
Y様邸は、敷地面積約68坪、延床面積38坪の平屋風二階建てとなっており、ご夫婦と小さくてかわいらしい女の子姉妹のお子様の4人のご家族が暮らすお家です。
省エネ性能は外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」同等の超高性能住宅となっており、こだわりの自然素材を使用しておりますので、1年中快適にお過ごしいただけ、心も体も健康になる住まいです。
当日は雨天ではありましたが、無事故で安全に「三世代の想いが詰まったお住まい」が無事完成する様祈願いたしました。
雨が降る上棟式は、家の中に雨が振り込む事から、「福が降り込む」また「幸せが降り込む」と言われたりします。そしてその家は「火事にならない」と言われ、昔から縁起がいいとされています。晴れても雨が降っても縁起が良い日なのですね♪
2022年11月22日
ヒートショックと家づくり
少しづつ季節の移り変わりを感じる今日この頃。
寒くなってくると朝起きるのが億劫に感じてみたり、寒い日は暖かいお布団から出たくないと思ったり、暖かいリビングから寝室までの廊下が冷えるから動きたくないなと感じたり。。などとそんな場面に遭遇した事が誰しも一度はあるのではないでしょうか?
今回は少しづつ冬が近づいているので『ヒートショック』と家づくりについて考えてみたいと思います。
お住まいづくりを検討されている皆様の参考になれば幸いです。
「家及び居住施設の浴槽における死亡者数」は 4,724 人
厚生労働省の「人口動態調査」によると、高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数及び家や居住施設の浴槽における溺水による死亡者数は、平成 29 年以降減少傾向にあるものの依然として高い水準で推移しており、令和2年の「家及び居住施設の浴槽における死亡者数」は 4,724 人で、「交通事故」による死亡者数の2倍以上発生していますと報告されています。
家の中での死亡が交通事故による死亡者数の2倍以上と聞くとびっくりしませんか?
この様にヒートショックは、急激な温度差によって血圧が大きく上下してしまうことから、血管や心臓に負担がかかってしまいさまざまな健康障害を引き起こします。
ご家族が快適に過ごすために温められたリビングなどから、冷え切った浴室やトイレなどに移動する場合などに引き起こされるケースが多く、特に高齢者ほどヒートショックが起こる確率が高くなると言われています。
2022年11月10日
『幻の漆喰』塗り方が始まりました。
宮崎市希望ヶ丘のY様邸新築工事は順調に進んでおります(*^-^*)
現場では『幻の漆喰』の塗り方作業が始まりました。
普通の漆喰だと現場で水を混ぜて、攪拌(かくはん)して作るのですが
『幻の漆喰』は、自然素材のみで出来ております!
他の塗り壁材とは違い、生漆喰なので他の物質の混入を防ぐため、真空パックになって送られてきます。
銀杏草(海藻)を煮てつくる糊と無菌水を幻の漆喰に最初から混ぜ合わせおり、他の有機物が混ざらない様にしているのです。
幻の漆喰は、袋を真空のまま軽く踏んで柔らかくし、その後に撹拌(かくはん)して使用します。
自然素材以外のものが漆喰の中に混ざり合うことは一切ないので、人体にも無害で安全です。
幻の漆喰を塗る前には、不必要な場所に漆喰が付着しない様しっかりと養生を行います。
それから下地処理を行い、下塗りをして中塗りをします。
その後やっと仕上げの本塗りの作業を行うことが出来ます。
しかも本塗りに関しては親方さんにだけしか仕上げを任せておりません。
ちなみに漆喰を塗る際は、下から照明を当てながら施工するんですよ♪
なぜそんな事を??
決して女優ライトではありません(笑)°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
実は漆喰を壁に塗りながら、同時に模様や風合いが把握できる様に下から照明を当てて影を作っているのです。
簡単に見えて均等な厚さや塗る模様だったりと、経験と繊細な『匠の技』が必要な作業なのでした。
自然素材ですので、塗る風合いに同じ表情は二つとありません。
施主様のご要望に応じて飾り塗りなど色々な塗り方も可能です。
お客様によっては家族の記念で手形を残したり、記念に字を記入したりされる方もいらっしゃいます。
2022年11月7日