矢野の家づくり日記
木や塗り壁の自然素材と地熱を活かして造る体に優しい家、F様邸の地鎮祭が行われました!
本日、江南で着工の準備を進めておりますF様邸の
地鎮祭が、生目神社の祭主様のもとでつつがなく
執り行われました。
梅雨の時期でもあり前日の予報も雨でしたので、
テントも準備はしてはいたのですが、少し晴れ間も
見えてくるような天気となり、良い地鎮祭日和となりました。
F様ご夫妻の、ご両親を始めご兄弟のみなさまにも
出席して頂きましたので、総勢16名の大変活気の
ある賑やかな地鎮祭となりました。
2011年6月8日
「平屋」で造る、体に優しい「木」と「白い塗り壁」の家、A様邸の着工が決まりました!
私どもでプランを進めておりました宮崎市恒久の
A様邸が、このほど計画もとまり着工の運びと
なりました。
A様邸は、デオデオや宮交シティにもほど近い
大変便利な場所でございまして、A様ご夫婦と
まだまだ小さいワンパク盛りの可愛い男の2人
のご家族でございます。
家造りを考えていく上で、A様が一番大事に考えておられましたのが、
ご家族の健康でございました。
そのため、自然素材以外は使用せずに、
壁は「幻の漆喰」、タタミは竹炭の入っている「清活畳」
床は、音響熟成木材である「うづくりの床 (杉)」
そして「和紙」を使っての家造りとなっております。
また、今回の東北での大震災でのライフラインが途絶えた時の生活、
そして夏の記録的な猛暑、温暖化と言いながらも増していく冬の寒さ
などを考えた場合、機械に頼らなくても少しでも快適に暮らせるように
温熱環境の大事さもご理解いただき、私どもの外断熱の「地熱活用住宅」
を取り入れていただきました。
2011年5月27日
長期優良住宅(木のいえ整備促進事業)の補助金の募集が始まりました!
平成23年度、木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業)の
募集が、5月10日より始まりました!
この制度を利用すれば、最高120万円(地域資源活用型の場合)の
補助金がいただけます!
当然、どういう家でも対象になる訳ではなく、
省エネや耐震性・耐久性・維持管理など、国が定めた基準に
適合し、長期優良住宅と認定された住宅のみが対象となります。
そのため、一般の住宅からするとコストアップになる事や
プランや構造上など設計段階での若干の制約、構造計算をはじめとした
書類作りや手続きも複雑で多いため、取組みにためらわれる
施主様や工務店さんも、まだまだ多いように思われます。
私たちが手がけている「外断熱の地熱活用住宅」は、
今回の制度が出来る前より「標準仕様」で、長期優良住宅以上の性能を
目指しておりましたので、殆んどそのままで対象住宅となっております!
2011年5月12日
木や塗り壁などの自然素材と外断熱で造る、宮崎市のS様邸の「気密試験」の一般公開を行います!
自然乾燥の杉材と真っ白な塗り壁で造る本物の
自然素材住宅、そして太陽や大地の持つ自然の
力である地熱を活かした外貼り断熱の高気密住宅
でもあるS様邸におきまして、「気密試験」を行う
ことになりました。
私どもでは、全棟において気密試験を行っていますが、
「気密試験」とは?「外貼り断熱」って?などなど、
断熱や構造の仕組みを直接見ることによって理解を
深めて頂きたく、一般の方にも見学して頂く場を設けさせて頂きました。
開催日時 : 4月29日、金曜日(昭和の日)、PM1:00開始予定
(所要時間は、ご説明を含めて1時間です)
開催場所 : 宮崎市本郷北方2472-1
(月見が丘4丁目附近になります)
勝手ながら、「気密試験」には大分県より試験に来られる事
や、建物を密封して行う関係で、完全予約制となります。
「外貼り断熱」や「気密試験」など難しい言葉ばかりで
敬遠しがちですが、実際に見てみますと、意外とシンプルで
女性の方でも、頭ではなく目で見て分って感じて頂ける
ところがたくさんあると思いますよ。
真冬でも、家全体が蓄熱暖房機1台で過ごせて、
真夏でも、家全体がエアコン1台で快適に過ごせる、
その理由を、ご自分の目で確かめてみませんか!
※ 今回の「気密試験の一般公開」は、終了いたしました。
ご応募いただき、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします。
2011年4月19日
「地震のしくみ?」や「大震災の現状報告と改修方法」の勉強会に、福岡まで行ってきました!
今回の「東北地方太平洋沖地震」の計り知れない
被害の深刻さもあり、町の工務店ネットの小池主宰
を始めとした地質や構造の専門家の方達で構成され
ている「木の家リノベーション」プロジェクト事務局主催の
勉強会が福岡であり、これは聞いておかないといけない
と思い、行ってまいりました。
「地震のしくみ」につきましては、東京大学大学院出身
で日本を代表する地質学者で海底地震計の権威でも
ある島村英紀教授のお話しがございました。
私たち素人が聞いても分りやすいように、難しい専門
用語などは使わずにかみくだいてお話しを進めて下さ
いましたので、非常に分りやすかったです。
何故?地震が起きるのか?
津波のしくみや、大きさは?速さは?
今後の他の地域ではどうなのか?
右の写真で見ると、世界では全く地震の起こらない
地域が意外とあるなど、初めて聞くことばかりで、
地震に対する考えも変ってきたように思います。
2011年4月16日