矢野の家づくり日記
▶【上棟式を行いました!】Y様邸の「三世代の想いをカタチ」にした木と塗り壁の高気密・高断熱の家
先月より、宮崎市大字本郷で工事を進めておりましたY様邸の上棟式を11月19日の大安吉日に執り行いました。
Y様邸は、敷地面積約68坪、延床面積38坪の平屋風二階建てとなっており、ご夫婦と小さくてかわいらしい女の子姉妹のお子様の4人のご家族が暮らすお家です。
省エネ性能は外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」同等の超高性能住宅となっており、こだわりの自然素材を使用しておりますので、1年中快適にお過ごしいただけ、心も体も健康になる住まいです。
当日は雨天ではありましたが、無事故で安全に「三世代の想いが詰まったお住まい」が無事完成する様祈願いたしました。
雨が降る上棟式は、家の中に雨が振り込む事から、「福が降り込む」また「幸せが降り込む」と言われたりします。そしてその家は「火事にならない」と言われ、昔から縁起がいいとされています。晴れても雨が降っても縁起が良い日なのですね♪
2022年11月22日
コロナ禍と間取り!?
ここ数年は新型コロナウイルスの影響もあり、帰省や旅行の自粛など、規制せざる負えない雰囲気が続いております。
働き方も在宅ワークが可能になったり、休みには「おうち時間」という自宅でのんびり過ごす時間も増えて家のあり方としてもかなり大きく変化してきました。
今回はコロナ禍以降、変化したと思う家づくりについて書いていきたいと思います。
コロナ禍だからこそ注文住宅?
お子様が増えるのを機に家づくりを検討される方は多いと思いますが、決まった形にとらわれる事なく、自由に間取りが考えられる注文住宅をあえて選び、その上でお話を聞きに来て下さるお客様が増加している様に感じます。
おうち時間が長くなったことで、家の中のさまざまな不便や不具合に気づく方も増えており、更にご自分達の生活に合った自分達だけの間取りを作りたいという思いが強くなったのではないかと感じています。
コロナ禍以降、間取りに変化が?
「コロナ禍」によって住まいに対する考え方の変化は間取りにも反映してきていると感じます。
注文住宅でこだわりたい空間の上位に挙がってくるのはコロナ禍の前から「キッチン」と「リビング」の空間でした。
一方で、コロナ禍以降にニーズが高まった空間は「洗面」や「ワークスペース」です。この2つは、新型コロナウイルスの流行によってニーズが大きく高まった空間だと思います。
洗面スペースと家事動線
新型コロナウイルスが流行して以降「帰宅後すぐに手洗いできるように」と玄関近くに設置されたり、玄関からリビングを通らずスムーズに洗面所いける様にしたいという生活動線の工夫が増えました。コロナ禍によって少しでも快適に過ごしたいという想いが込められていると思います。
直接蛇口に手を触れなくても良い様にという事で、自動水栓へのニーズもかなり増えております。
ワークスペース
「在宅勤務」「テレワーク(リモートワーク)」という理由で、ワークスペースにこだわりたいという意見も増えており、活用の仕方はさまざまではありますが、間取りに必須のスぺースになりつつあります。
2022年11月19日
▶【新築完成内覧会】宮崎市 新しい命と健康で穏やかに暮らせる家
※こちらのイベントは終了いたしました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回、皆様にお逢い出来ますのを楽しみにしております。
日ごとに秋も深まってきて、肌寒さを感じる季節になって参りました。
この度、施主様のご厚意により宮崎市希望ヶ丘にて完成内覧会を開催させて頂くことになりました。
昨年、新しい命も誕生して、ご夫婦と小さな兄弟の2人の4人家族となっております。
敷地面積は約76坪、延床面積約39坪の平屋風二階建てで、施主様お気に入りのモスグリーンの外壁と木目の風合いがスタイリッシュな仕上がりのお家です。
希望ヶ丘の高台にあり、おいしいパン屋さんやスーパー、小中学校も近くにある小さなお子様との生活にとっても快適な場所となっています。
性能は耐震等級3以上・断熱性能『HEAT20 G2』・気密性は0.3以下の超高性能『長期優良住宅』仕様となっております。
冬も近づいてきたこんな季節だからこそ高気密・高断熱でつくる「イズムの家」の性能・快適さを体感して頂けたらと思います。
2022年11月18日
ヒートショックと家づくり
少しづつ季節の移り変わりを感じる今日この頃。
寒くなってくると朝起きるのが億劫に感じてみたり、寒い日は暖かいお布団から出たくないと思ったり、暖かいリビングから寝室までの廊下が冷えるから動きたくないなと感じたり。。などとそんな場面に遭遇した事が誰しも一度はあるのではないでしょうか?
今回は少しづつ冬が近づいているので『ヒートショック』と家づくりについて考えてみたいと思います。
お住まいづくりを検討されている皆様の参考になれば幸いです。
「家及び居住施設の浴槽における死亡者数」は 4,724 人
厚生労働省の「人口動態調査」によると、高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数及び家や居住施設の浴槽における溺水による死亡者数は、平成 29 年以降減少傾向にあるものの依然として高い水準で推移しており、令和2年の「家及び居住施設の浴槽における死亡者数」は 4,724 人で、「交通事故」による死亡者数の2倍以上発生していますと報告されています。
家の中での死亡が交通事故による死亡者数の2倍以上と聞くとびっくりしませんか?
この様にヒートショックは、急激な温度差によって血圧が大きく上下してしまうことから、血管や心臓に負担がかかってしまいさまざまな健康障害を引き起こします。
ご家族が快適に過ごすために温められたリビングなどから、冷え切った浴室やトイレなどに移動する場合などに引き起こされるケースが多く、特に高齢者ほどヒートショックが起こる確率が高くなると言われています。
2022年11月10日
『幻の漆喰』塗り方が始まりました。
宮崎市希望ヶ丘のY様邸新築工事は順調に進んでおります(*^-^*)
現場では『幻の漆喰』の塗り方作業が始まりました。
普通の漆喰だと現場で水を混ぜて、攪拌(かくはん)して作るのですが
『幻の漆喰』は、自然素材のみで出来ております!
他の塗り壁材とは違い、生漆喰なので他の物質の混入を防ぐため、真空パックになって送られてきます。
銀杏草(海藻)を煮てつくる糊と無菌水を幻の漆喰に最初から混ぜ合わせおり、他の有機物が混ざらない様にしているのです。
幻の漆喰は、袋を真空のまま軽く踏んで柔らかくし、その後に撹拌(かくはん)して使用します。
自然素材以外のものが漆喰の中に混ざり合うことは一切ないので、人体にも無害で安全です。
幻の漆喰を塗る前には、不必要な場所に漆喰が付着しない様しっかりと養生を行います。
それから下地処理を行い、下塗りをして中塗りをします。
その後やっと仕上げの本塗りの作業を行うことが出来ます。
しかも本塗りに関しては親方さんにだけしか仕上げを任せておりません。
ちなみに漆喰を塗る際は、下から照明を当てながら施工するんですよ♪
なぜそんな事を??
決して女優ライトではありません(笑)°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
実は漆喰を壁に塗りながら、同時に模様や風合いが把握できる様に下から照明を当てて影を作っているのです。
簡単に見えて均等な厚さや塗る模様だったりと、経験と繊細な『匠の技』が必要な作業なのでした。
自然素材ですので、塗る風合いに同じ表情は二つとありません。
施主様のご要望に応じて飾り塗りなど色々な塗り方も可能です。
お客様によっては家族の記念で手形を残したり、記念に字を記入したりされる方もいらっしゃいます。
2022年11月7日