矢野の家づくり日記
【T様邸の着工及び地鎮祭のお知らせ】
T様ご夫婦と初めてお会いしたのは2年前で、体感モデルハウスにご来場されたのがきっかけでございました。
モデルハウスは建ってから10数年経過しているのですが、ご夫婦共に室内に広がる「木の香り」にびっくりされ、自然素材にこだわった住まいづくりを行なってる事、耐震性や性能に対してもこだわっている事をご説明し、本格的にマイホームづくりのお手伝いをさせていただく運びとなりました。
その後、施主様方の理想の土地が建築に適した土地なのかいくつか現地調査させていただき、晴れて6月の末に無事地鎮祭を執り行うこととなりました。
当社の作るお家は、最近頻繁に起こっている大地震のような災害時でも、大事な家族の生命を守れる家を目指しており、ご希望があれば耐震等級3・長期優良住宅も取得できる性能をもつ仕様となっております。
省エネ性能は外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で、宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」以上の超高性能住宅になる様、1棟、1棟、必ず気密試験も行っております。
2025年7月5日
湿気を放置するとどうなる?
湿度による健康被害や建物被害が出る事を【湿害】と言います。
健康被害としては、カビ・ダニ・ウイルス・細菌が増えたり、高湿度状態が日常的に続くと湿度そのものが健康に影響を与えることも多くなります。
建物被害としても、湿度が原因で結露が発生してしまい、建物を傷めてしまうという実害も発生しやすくなります。
家の中にこもった湿気を放置しているとどうなると思いますか?今回はそんなお話をしていきたいと思います(*^-^*)
まず最大の問題がカビの発生です。カビは室温25℃~28℃くらいが生育に最適な温度と言われており、梅雨時期は自然とカビにとっての好条件が揃いやすくなってしまう時期なのです。
カビは汚れが目立つだけでなく、においを放ったり、カビの胞子が原因でアレルギー症状を発症してしまったりもします。梅雨時期に、室内で干す洗濯物の生乾き臭といったものもこういった事が影響しているためです。
さらに湿気と室温の2つの条件がそろうことでそれらを餌にしている、ダニなどの害虫が増殖してしまい悪循環に陥ってしまうのです。
2025年6月28日
【A様邸の着工及び地鎮祭のお知らせ】
A様と初めてお会いしたのは4年前となります。
色々はハウスメーカーさん等で見たりお話を聞いている中のひとつが私共の会社でございました。
真剣に家について性能等考えていらっしゃっており、他の会社さんで検討していたそうなのですが、色々な疑問や不安をご相談をお伺いしていくうちに、最終的に私共の会社を選んでいただいた流れとなりました。
その後、丁寧にお打ち合わせを重ねておりましたが無事着工日が決定し、先月2025年5月に地鎮祭を執り行うことができました。
当社の作るお家は、最近頻繁に起こっている大地震のような災害時でも、大事な家族の生命を守れる家を目指しており、ご希望があれば耐震等級3・長期優良住宅も取得できる性能をもつ仕様となっております。
省エネ性能は外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で、宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」以上の超高性能住宅になる様、1棟、1棟、必ず気密試験も行っております。
2025年6月21日
自然の素材のみでつくられた幻の漆喰
今回は設計工房イズムで採用している『幻の漆喰』についてご紹介したいと思います。
漆喰の種類
「漆喰」と「珪藻土」というものがあります。
- 珪藻土は湿気によるカビ・ダニの抑制はできますが、抗菌性はありません。
- 漆喰は強アルカリ性でカビの発生を抑制する働きがあり、高い抗菌性能があります。
普通の漆喰は年月をかけて少しずつアルカリ性から中性へ変化し、防カビや抗菌の効果は低下していくので長い年月で見るとどちらを使用しても最終的には同じような状態になります。
しかし「幻の漆喰」は独自の「光熱触媒」(表面に光が当たると酸化する)作用によって、室内の化学物質を吸着・分解し、住まいの空気や壁自体が半永久的に浄化されキレイを保ってくれます。
2025年6月14日
建築用語から生まれたことば【おもしろ雑学】
お友達と話をしていて、この用語の語源て何だろうとよく調べる事があるのですが
今回はその中でひとつご紹介したいと思います(*^-^*)
▲【木版画】喜聞『歌川豊国(三代) 士農工商之内 工』より
うだつがあがらない
「うだつが上がらない」という言葉を耳にしたことはありますか?実はこの言葉、江戸時代の建築用語から来ていました。
うだつとは、関西発祥の日本家屋に見られる設備です。
うだつは防火設備と説明されることが多いですが、始まりは中世から近世にかけて日本家屋の屋根が風であおられないようにおさえる目的で作られました。これが江戸時代になると、隣家からの火が自分の家に燃え移らないようにするための防火目的として利用されるようになりました。
しかし、当時うだつを上げるには相当な費用がかかりました。そのため裕福な家しかうだつを設置できず、「うだつが上がらない」という表現が、なかなか成功しない人や、ぱっとしない状態を指すようになったそうです。
2025年6月7日