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後悔しない家づくりの心得

耐震等級について詳しくご紹介 24年02月10日

近年大きな地震が増えている事もあり、お住まいづくりをご検討の方は地震対策についても敏感になられている方やはり多いです。

しかし「耐震等級」という言葉は聞いた事があっても、実際その取得した等級がどういった事なのか、よくわかっていないというご夫婦も結構いらっしゃいます。

今回はこの「耐震等級」についてわかりやすくご説明できればと思います。

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耐震等級とは、住宅を強さ・強度によって等級に分類した性能表示となります。これは住宅の品質確保の促進等に関する法律に沿って定められているものになります。

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建築基準法に定められている耐震基準

耐震基準とは震度6~7という大規模な地震が発生した時、人命が失われるような倒壊をしないことを目的とする基準となります。

地震被害後に住宅が暮らせる状態である事を示す基準ではありません。

地震で建物が崩壊しないよう、地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表示したものとなります。

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耐震等級1

数百年に1度起こる地震に対して倒壊や崩壊の危険がないとされており、数十年に1度起こる地震に対しても建物の損傷がない程度の耐震性を備えている住宅のことを指します。

一般的な戸建て住宅などが当てはまります。


耐震等級2

耐震等級1において想定されている地震の1.25倍強い地震が発生した場合も、倒壊・崩壊しないとされている耐震性を備えた建物のことを指します。

病院や学校など公共性の高い施設と同等のレベルの住宅が当てはまります。


耐震等級3

耐震等級1において想定されている1.5倍の地震が発生した際にも、倒壊・崩壊しないとされている耐震性を備えた建物のことを指します。

防災の拠点となる消防署や警察署などと同等のレベルの住宅が当てはまります。


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建築基準法を満たす耐震基準が「耐震等級1」となり、「数百年に1度の地震」の強さは、1995年の阪神・淡路大震災(M7.3、最大震度7)程度に相当します。

しかし最近では震度6強以上の地震が100年に1回どころか10年に1回の頻度で発生しています。

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今後30年の間に、日本が大地震に見舞われる可能性はとても高く、懸念されている「南海トラフ地震」におきましても九州地域は被害想定範囲内となっておりますので、いつ起きても良い様に家づくりをする際にはしっかり考えていくことが大切です。

まとめ

  1. 建物は軽いほうが耐震性がある
  2. 耐震の諦である耐力壁の量は、多いほうが耐震性がある
  3. 耐力壁や耐震金物は、バランスよく配置されていなければならない
  4. 床の耐震性能(水平構面)についてもしっかり検討する


いかがでしたか?しっかり内容を理解した上で、建築会社さんと話をする事でより理解できるきっかけとなっていただければと思います。

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